消化器外科で看護師が嬉しくなるのは、元気に退院していく患者さんと、それを一緒に見送ることができるスタッフとの仕事

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消化器外科で看護師が嬉しくなるのは、元気に退院していく患者さんと、それを一緒に見送ることができるスタッフとの仕事

看護師が最も嬉しいのは入院していた患者さんが元気になり退院していく時ではないですか？消化器外科では基本的にがんなどの手術を受けて退院していく患者さんがほとんどです。

そのため、元気になって退院していく患者さんを見送ることができるところです。また同僚看護師を始め、他の関係職種とも一緒に患者さんを元気に退院させるように協力し、一緒に喜びを感じることができるのも消化器外科看護師の嬉しいところです。

ここでは消化器外科看護師が嬉しかった体験を交えつつ、こんな嬉しくなるような病院もあるんだなと感じていただけるようにまとめていきます。

消化器外科で看護師が嬉しくなる患者さんからの言葉のお話

喜子（24歳）は消化器外科病棟に新卒から配属されています。この消化器外科病棟には嬉美(28歳)を始め、皆協力し合って患者さんが元気に退院できるように看護をしています。

ある夜勤の時、喜子が病室を見回りしている時ある病室からうめき声が聞こえてきました。「やだ、怖いなあ…」と感じながらもその病室へ急いで向かいベッドのそばに行ってみると…

山本さんが「さっきから胸が苦しくて…」とハアハアしながら苦しそうに声を出しました。山本さんは数日後に手術を控えている方で、今は手術前の検査のために入院をしています。

喜子「苦しそうだし、すぐに先生に伝えなきゃ！嬉美さんに伝えないと！」

そのまま嬉美にコールし、すぐに主治医に連絡し検査を行ったところ、軽度の心筋梗塞が見つかりました。そのまま心筋梗塞の治療を行い、その後落ち着いてから予め予定されていた手術ができそうだと循環器の医師から話しがあり、手術をしました。

手術自体も成功し、心配された合併症もなく元気になっていく山本さん。しばらくして退院許可が出て、退院する日が来ました。

山本さん「喜子さん、本当にありがとう。心臓の時、あのままだったらどうなるかと思ったよ。早く見つけてくれたから軽く済んだんだねって心臓の先生にも言われたよ。手術もできてこんなに元気になったのは喜子さんたちのおかげだよ。本当にありがとう。」

山本さんの妻「心臓の病気だと言われた時はどうなるかと思いました。ここまで元気になってくれて本当に嬉しいです。ありがとうございました。」

喜子に対してこう言って元気に退院していった山本さん。その後姿を見送る喜子はとても嬉しかったのです。でも、あの夜うめき声が聞こえて「もしかして…幽霊！？」と思ったことは内緒にしておくつもりです。

消化器外科で看護師が嬉しくなる先輩とは自分の頑張りを認めてくれる看護師

人間は頑張った時に認めてもらえることでさらにモチベーションが上がります。実際、私自身も消化器外科に新卒で配属された時のプリセプターが頑張りを認めてくれる人でした。

はっきり言って使えないお荷物のような新卒に対しても一つ一つ教えてくれ、出来るようになるたびに「頑張ったね」と言ってくれることがつらい仕事の中で気持ちが折れそうになった時にとても心にしみたものです。

また「頑張ったね」の一言で「自分もやれたんだ」という嬉しさを感じ、「これからもできる」という前向きな気持ちにしてくれるものでした。またチームの他のメンバーにも「○○ができるようになりました」と報告をしてくれていたこともあり、チームでも「頑張ったね」と声を掛けてもらえ、嬉しかった記憶があります。

消化器外科で看護師が嬉しくなる後輩とは自分を信頼して頼ってくれる後輩

自分の後輩看護師はとてもかわいい存在でした。妹のように思えた時もあり、「当時は頭の中がお花畑だったな(笑)」と今感じます。それくらい後輩がかわいくて仕方がなかったです。

後輩看護師と一緒に仕事をしている時に「○○教えてください」と言ってきた時に「他にも先輩看護師がいるのに私に頼ってくれてるの！？」とお花畑全開で喜んでいたのもいい思い出です(笑)

まあ先輩看護師に聞きづらかっただけなのかもしれませんが…でも聞いてくるということは少なくとも信頼していないとだめですよね。そう思うととても嬉しいことです。

消化器外科で看護師が嬉しくなる上司とは一緒に喜んでくれたり声を掛けてくれる上司

手術を終え、元気に退院していく患者さんをたくさん見送るのは消化器外科の看護師の特権のような気がします。その時に一緒に見送りをしてくれる上司の存在は嬉しかったです。

そして「みんなが頑張ってたもんね」と一言かけてくれた時は嬉しさが倍増します！「見ててくれたんだ！」と嬉しくなり「また頑張ろう」とモチベーションをあげることができました。

また些細なことでも「大丈夫？」って声を掛けてくれる上司の存在も嬉しかったです。ただ事務的に仕事をこなすよりも何かしら話をしてくれた方が人間的にも嬉しいものですからね。

消化器外科で看護師が嬉しくなる医師とは看護師の意見も聞いてくれる医師

医師の中で「自分たちが一番偉いから看護師は黙って指示に従っていればいい」と思っている場合があります。そのような医師は基本的に看護師からは嫌われて飲み会に誘われない、バレンタインのチョコのランクが最下位というような扱いを受けます。

しかし看護師が「こうしたら患者さんにとっていいのですが…」と相談した時に「そうだね、やってみよっか」と言うように意見に賛成してくれる医師もいました。

その時に「24時間見ているのは看護師さんだから、もっといろいろ教えてね」と言ってくれる場合もあり、その時は「看護師の意見も聞いてくれる」という嬉しさを感じます。

消化器外科で看護師が嬉しくなる研修医とは一生懸命に患者さんと向き合っている研修医

研修医でも医師免許を持っているわけなので指導医の指導を受けつつ、受け持ち患者さんが付きます。その患者さんのために朝早くから夜遅くまで患者さんのデータを見たり、患者さんのところに顔を見せに行ったりしている姿を見ると「ちゃんと患者さんと向き合っているな」と嬉しくなり、「この研修医だったら大丈夫」という気持ちになります。

1人の看護師が偉そうに言うなよと思いますが、母性本能？のような感じですかね。それもうまくあてはまるかどうか分かりませんが。

消化器外科で看護師が嬉しくなる患者とは元気に退院していく患者さん

消化器外科ではがんを中心として小さい手術から大きな手術まで毎日のように行われていました。その中で手術を受けて術後のつらい痛みにも耐えながら徐々に活動範囲を広げていき、元気になって退院していく患者さんの姿を見るたびに嬉しかったです。

手術前に合併症を起こさないように呼吸訓練を行う、痛みがある時の起き上がり方などを一緒に練習をするのですが、その練習を一生懸命していなかった人ほど印象に残ります。

始めは優しく「やりましょう」と声を掛けていますがなかなか進まない人には時に厳しくお話をします。そうするとしぶしぶ練習をするのですが結果術後に合併症を起こさずに元気に退院していくことが多いのです。

そうすると退院の時に「あの時看護師さんに言われて練習してよかった」と言ってくださる患者さんもいて、厳しく言ったこともあったけど元気に退院できてよかったと思い出しながら嬉しくなるのです。

消化器外科で看護師が嬉しくなる患者の家族とは患者さん本人と一緒に頑張ってくれる人

手術後しばらくは痛みなどにより自分がしたいこともできない状況になります。その時に患者さんのためを思って痛みを我慢しながらでも動けるように患者さんに声を掛けながら一緒に動いてくれるご家族の存在は嬉しかったです。

患者さんのご家族が「痛いのに何で動かなきゃならないの？」というスタンスだと看護師サイドもやりにくいです。逆に「痛くても動かなきゃなんだね」と看護師の話を聞いて納得してくれるご家族がいる時は回復が早かったです。

そのような患者さんのご家族がいる時は嬉しく感じました。

消化器外科で看護師が嬉しくなる看護助手とはこまめに患者さんにも声を掛けてくれる人

消化器外科では毎日のように手術が行われています。そしてその手術の合間に緊急の手術が入ることも。そんな時、看護師がバタバタしてしまい、患者さんのところでゆっくりと話しを聞くことができない時もありました。

とても申し訳なかったのですが、その時に看護助手が代わりに話を聞いてくれている時もありました。患者さんから「看護助手が話を聞いてくれたよ、良かった」と言われた時に、話しを聞いてくれる看護助手の存在に嬉しくなりました。

またシーツ交換などの時に何気なく患者さんの人生相談に乗っているのを見た時にも嬉しさを感じます。比較的看護助手の方が年齢の高い人が多かったので患者さんは話をしやすかったようです。

消化器外科で看護師が嬉しくなる事務とは退院の日の清算が朝一でできている人

消化器外科では毎日のように手術を受ける方が入院してきて、元気になった人が退院していき患者さんの入れ替わりが激しい病棟でした。そのため退院していく人には朝のうちに退院時の処方薬などを渡します。

またほとんどの人は入院中の費用を清算して帰られていたのでその清算ができていないと退院できません。そのため朝一で清算ができていると早めに退院できる！とこちらの段取りもスムーズにいくような気がして嬉しく感じました。

消化器外科で看護師が嬉しくなる理学療法士とは一緒に患者さんと関わりを持ってくれる人

消化器外科では手術後の肺炎予防のために理学療法士と共に手術前から患者さんに関わっていました。その時に患者さんの手術前の不安を聞きつつ、励ましながら練習をしている姿を見ると「いい理学療法士でよかった」と嬉しくなります。

患者さんにとっては看護師も理学療法士も違いはあまり気にしていないような気がします。しかし手術前に関わることが多い理学療法士には手術の不安を話しやすかったのでしょう。

ベッドサイドにしゃがみ、真剣に話を聞いている理学療法士の姿はかっこよく見えました！

消化器外科で看護師が嬉しくなる手術看護師は患者さんの不安を緩和できるような話や態度ができる人

誰でも手術と言う体験に対しては不安や恐怖を持っていると思います。また全身麻酔などの麻酔に対しても同様に「麻酔を掛けられてそのまま目覚めなかったらどうしよう…」という不安を持っている人もいました。

手術室看護師は手術前日までに必ず担当患者さんのところに訪室します。そして麻酔などの説明をし、当日手術室で迎えてくれます。そうすると患者さんにとっても顔見知りの看護師がいることで少し不安が解消されるようです。

そんな術前訪問の時に、患者さんのベッドサイドで話を聞いている、不安を聞いて解消できるようにゆっくりと時間をかけて説明している姿を見ると「この手術看護師でよかった」と思います。

そして手術室に当日患者さんを送りに行った時に患者さんが不安がありながらも柔らかな表情で「行ってきます」と言ってくれた時、手術看護師がいて良かったと感じ、嬉しくなります。

まとめ

看護師ってまだまだ女性が多い職場ですよね。女性が多くなると女子高のような微妙な人間関係になることも…そんな時でも嬉しくなるような人と出会えたら仕事のモチベーションが上がりませんか？

私の職場ではこのように嬉しくなる人との出会いがありました。そのおかげで「辞めよう」と思った時も踏みとどまることができました。そんな存在と出会えたら嬉しくなりますよね。

しかしこのように「嬉しくなるような人なんていないよ！」と思っている方も多数いると思います。人間関係で悩んでいる人もいれば、嬉しさなんて感じないで毎日の仕事をただこなしている人もいるでしょう。

そんな仕事をしていて楽しいですか？自分が嫌な思いをしてでもまだそこで働きたいですか？もしかして「もっといい場所で働きたい」と思っていませんか？

もし、そんな気持ちになったらぜひ一度転職サイトを利用してみて下さい。転職サイトにはたくさんの情報があります。人間関係とかも先に転職サイトを通して就職した先輩看護師の話を聞いているため、実際のリアルな雰囲気などが分かります。

さらに転職コンサルタントが必ず担当として付いてくれます。その転職コンサルタントに自分の希望の条件やこんなことはイヤ、と伝えると豊富な情報の中から自分にぴったりな転職先を見つけてくれます。

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