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消化器外科 看護師の仕事内容はどんな看護師に向いている？
てきぱきと動く看護師さんやさっぱりとした性格の看護師さんにとても相性の良い消化器外科。なぜなら正直、「切って貼る」ような科だからです。
また手術を目的としている患者さんが多いのでいつも元気にしている方がたくさん。テレビなどの話題から何気ない話題まで楽しく関わることができます。
反面、終末期の患者さんと関わることもありますので自分の看護について振り返り学びを深めることができる消化器外科。
内科が合わなくて悩んでいる方がもしいたら一度は経験してみて欲しいです。
目次 [目次を隠す]
消化器外科 看護師の仕事内容を1日の流れで見るとどうなるの？
その時に自分のワゴンを早めにゲットしておかないと壊れかけのものとかになりますので聴診器を掛けてキープ！
・8:30 朝の申し送り。夜勤から夜の様子を聞きます。疲れている顔の夜勤に「お疲れ様」と思いながら自分の時に何もなければいいなと思ってしまいます。
・8:40 申し送りの後はチームカンファレンスを行います。チームでやるべきことを共有し、どこで手助けして欲しいかしっかりと時間と場所を伝えます。
カンファレンスが終わったら点滴の準備をして、担当患者さんのところに行きます。
・9:00 担当患者さんのところを回り、朝のバイタルチェックをします。チェックしながら夜は眠れたか、昨日排便があったかなどを聞きます。その時に前の日のドラマやニュースの話題で盛り上がることも。
一通りバイタルチェックをしたら清拭や検査への送迎、手術の準備や送迎をします。その時に患者さんにはもちろん、家族にも話を聞き、不安なことを解消するようにしています。
・12:00 昼食を配膳。食事制限がある方もいるので注意して配膳します。配膳後は食事を下げつつ、食べていない方には体調が悪いのかなどを聞きます。
看護師は交代で休憩に。お菓子を食べつつ話がやたらと盛り上がります。
・13:00 1時間の休憩後、記録をします。その間にもナースコールの対応をしたり退院する患者さんの準備をしたりします。
・15:00 手術を終えた患者さんが戻ってきます。モニターを付けたり術後の観察をしたりしているうちに夕方の申し送りの時間に…記録を付けつつ当日担当患者さんのところも回ります。
・16:30 準夜へ申し送りをします。申し送りの際にはその日の日中の様子が分かるように詳しくかつ短く伝えます。長いとイライラさせちゃいます。
・17:30 申し送り後何だかんだしていると退勤時間になり、帰ります。帰りに買い物をしたり飲みに行ったり全力で楽しみますよ！
ここまで時間に沿って書きましたが、実際は時間通りには進みません。また同時に複数のことを進行させていきます（当日手術の患者さんの準備をしながら、術後間もない患者さんの観察など）。
やることが多くてテンパっても周りの同僚がフォローしてくれます。でも、嫌な看護師もいるので（人間だしね…人を見る目が養われるのがいいところ）頼みやすい人にお願いしちゃいます。
消化器外科 看護師の仕事内容をケア別に見るとどうなるの？
手術の準備から送り出しまでの仕事内容
消化器外科と言えば手術。手術に行くまでにする準備がたくさんあります。手術前日には剃毛（しているところとしていないところがあるようです）をしたり術後の様子を説明したりします。
当日は点滴の準備や弾性ストッキングの着用、術後の家族の待機場所などの説明をパスに沿って行っていきます。また術後に入る部屋の見学をしてもらうことも。
時間になったらご家族と一緒に手術室へ行きます。その時もなるべく不安な気持ちが和らぐよう話しかけつつ行きます。
術後の仕事内容
手術後、麻酔が完全に切れていないこともあり、ぼーっとしたまま帰ってくる患者さんが多くいます。「終わりましたよー、お疲れ様でした」としっかりと声を掛けつつ、手術室看護師からの説明を受けます。
手術室から出たらご家族と一緒に帰ります。その際に術後の医師からの説明の時間や場所をしっかりと確認し、ご家族へお伝えします。
消化器外科 看護師の仕事内容で患者さんが特化したらどうなるの？（疾患、ADL、年齢など）
手術目的のがんの患者さんだけの場合の仕事内容
手術目的だけであれば、手術をして元気になって帰るという流れになると思います。その場合は今の消化器内科の看護師の仕事よりも精神的な面で気持ちが楽になります。
また、手術をして徐々に元気になっていく患者さんを看ていると「ここまで元気になって」とやりがいを感じます。
高齢者ばかりの場合の仕事内容
手術を受ける高齢者は元気そうな見た目でも身体の中の加齢による衰えは隠せません。そうなると術後のケアが大変になります。肺炎を起こしやすいため肺炎予防の対応が欠かせません。
また高齢者は若い人に比べて術後の麻酔の影響でせん妄という不穏状態になることが多いので点滴やチューブなどを抜かないように見回りの回数が自然と増えます。
まとめ
ここまで読んでみていかがでしたか？消化器外科の看護師は手術を中心に動くことが多いです。病院によっては患者さんの年齢が様々なので幅広い対応が求められます。
また内科のように慢性的な病気ではなく手術をして治るというパターンが多いので元気になって帰っていく患者さんを看ているととてもやりがいを感じます。
今、病院で看護師をしているけれど「何か楽しくないな」「やりがいが欲しい」と思っている方がいたらぜひ消化器外科での看護師をしてみて下さい。
病院によっては手術の内容などが変わってきます。自分のライフスタイルや実力に合わせて最も適した病院で働くことができれば看護師としてのやりがいやモチベーションを上げることができます。
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執筆者情報
消化器外科 看護師の求人 編集部
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