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消化器外科 看護師は残業多いのが当たり前でサービス残業もあるんでしょ?

手術患者さんをメインとしている消化器外科ですが、時間外は多いのでしょうか。時間外の多さは病院や病棟の雰囲気で変わってきます。病棟で昔ながらの女性社会が残っていると微妙に時間外が多いかも!?

ここでは消化器外科は時間外が多いのかどうか、看護師全体の調査から読み取れたことと合わせてみていきます。

目次 [目次を隠す]

消化器外科看護師は残業が多いのが当たり前なのか?ある病棟の1日から見てみましょう。

登場人物は、与えられている仕事をきちんと時間内に行える出来さん(26歳)、いつも話に花が咲いて手が動かない野呂さん(32歳)、やたらと体育会系の上下関係を強要してくる独身お局の坪根さん(35歳)。

この3人は同じ消化器外科病棟で働いています。今日は緊急入院や手術がありバタバタとした雰囲気でした。しかしいつも通り、野呂さんと坪根さんは関係のない話しをしてばかりで業務が進んでいませんでした。

17時半前、自分の業務はすべて終わっている出来さんが「何か手伝うことがありますか?」と聞くと、野呂さん「まだ薬の準備していないからやっておいて」坪根さん「明日の入院患者さんの準備をしておいて」と好き勝手に言ってきます。

しかしこれはどの病棟でもあるあるの「業務が終わっても周りの先輩に何かないか聞くのが当たり前」の風習。出来さんは入職時から「おかしいな」と思っているのですが、先輩看護師の気を悪くして居づらくなったら嫌なので仕方なくこの風習に従っています。

「ナースのかえる・プロジェクト」(日本看護協会)について考えてみました。

交代制勤務者の23人に1人が過労死危険レベルの勤務

巷の飲食店などのブラック企業と言われているところで繰り返される過労死。よくニュースでも耳にしませんか?実は看護師でもこの過労死と認定されているケースがいくつかあると言われています。

その過労死になるギリギリのラインを指しているのが「交代制勤務(夜勤)をし、かつ時間外勤務が月60時間を超えた勤務」のことです。日本看護協会が調査した結果ではこのラインの勤務を約23人に1人が行っていると答えたそうです。

また2交代では仮眠を取ることが決められていますが、その仮眠の時間も何かしらの業務が発生してしまい仮眠すら取れない状況に陥っているケースもあるようです。また3交代でも日勤➡深夜という勤務の構成になってしまうと日勤が終わってから深夜までの時間が6時間以下になってしまうケースもあり、疲労が回復しないまま勤務を続けている状況です。

20代が疲れている

また同調査では20代の看護師の疲労が強いという結果を出しています。20代はなぜか他の世代よりも時間外勤務を含めての勤務時間が長くなっています。時間外勤務の時間を見てみると20代は平均で月25.9時間の残業を行っているそうで、さらにその1/4は月に35時間を超える残業を行っていたそうです。

これは月の休みの数でも変わってきますが、10日休みであれば毎日1時間以上の時間外勤務は必ず行っていると考えられます。

このような勤務を繰り返している20代は常に疲労を感じています。他の世代に比べても疲労の自覚症状を多く回答していたとの結果もあります。ちなみに30代、40代、50代となるにつれて20代よりも自覚症状のある人の割合は減少しています。

「長時間労働」「疲労自覚症状」「医療事故の不安」に強い関連

時間外勤務が多い、身体を休める時間が少ないなどのことから常に疲労を感じている看護師。そのような状況の中で「自分が事故を起こすかもしれない」といった不安を抱えている人も多数います。

自覚している疲労の症状が多いほど、その不安をいつも感じるようになっています。また、時間外勤務が多いほど疲労感が増していくため、疲労感と時間外勤務、医療事故などに対する不安は関係性が深いと言えます。

未払い残業の実態

時間外勤務には時間外手当が付くのが当たり前です。働いている看護師の不満の中でもトップに「時間外手当が支払われていない」というのが挙げられるでしょう。しかし、サービス残業という言葉になじみがあるくらい、時間外手当は支払われていないことが多いとのこと。

看護師は必ず出勤したら患者さんの情報を確認します。そのため早い人は1時間前くらいには出勤しているでしょう。しかしこの業務開始前の時間は時間外勤務に含まれていますか?

先ほどの日本看護協会の調査では、この時間外に関しては病院側が認めていないのが68.2%でした。逆に病院側が認めているのは11.5%との結果が出ています。

また他にも時間外手当が付かないことが多い院内研修

院内研修の時間外を病院側が認めていないのは61.1%との結果が出ています。一部ないしすべて病院側が認めているというのは38.7%です。また休日を使って院外の研修に行くことがあると思います。スキルアップには欠かせないのですが、研修参加の看護師のうち約9割が研修を時間外申請をしていないとの調査結果が得られました。

中間管理職も疲れている

病棟の中間管理職の看護師長や看護主任。管理職であるからこその疲れがあるようです。管理職は病棟の看護師のマネジメント業務を行っています。しかし看護師が不足している、管理職も病棟の人数の1人として数えられているという場合は、看護業務も行います。

他にも病院全体の看護師の教育を担当しているケースが多いため、それらの業務もあり病棟の看護師とは違った疲労が強いようです。

また実は時間外勤務は管理職の方が多いという結果が出ています。

しかし管理職は時間外勤務の対象としておらず、手当が支払われていない人が3割もいるようです。また勤務表の作成を自宅でしたりと持ち帰る仕事量も多いとのこと。

看護管理者の悩み

看護師長や看護部長などの看護管理者の約半数は労働時間管理に問題があると感じているようです。しかし、「職員の定数を増やすことができない」「欠員が補充されない」「長年の慣例・慣習」の上位3つの原因があり、解消できていないとの回答が得られています。

確かに看護師サイドだけではこれらの問題を解決するのは難しいです。病院の経営サイドとの話し合いが必要になり、人件費の問題を考えると解決は難しくなってきます。看護管理者たちも今までに業務改善を行ったり、有給を積極的に取るように働きかけたりとできることからしてくれていることも分かります。

消化器外科看護師はどうして、残業が多いのが当たり前なのでしょうか?

先輩看護師より先に帰るのはダメという微妙な環境

消化器外科には体育会系の看護師が多いような気がします。面倒見の良い先輩看護師も多いのですが、プライベートまで関わると後々大変になりますよ…私が消化器外科に勤めていた時にいたお局的看護師は毎日なぜか日勤後の夕方や休みの日のトレーニングに後輩を引き連れて行っていました。

まさに部活の強豪校並みのトレーニングですよね。これじゃ、本当に体育会系ですよね…しかも冬になると夜勤明けにスノボにも出かけていましたよ。

余談は置いといて、看護師は勤務を終えて帰る前に必ず「何かありませんか?」と周りに聞いているような気がします。「何かありますか?」の裏には(何もないって言ってくれれば面倒なく帰れるんだけどなあ)という心の声があります。

特に若い看護師ほど先輩看護師より先に帰ることに変な遠慮が生まれてしまいます。その遠慮が上の「何かありませんか?」に繋がっていくのです。まさしく体育会系のような先輩を立てる、先輩より先に帰ってはいけないというルールのような気がするのは私だけでしょうか?

看護師間の先に帰ってはいけないという暗黙のルールは年を取るほど関係なくなっていきます。30代後半になると「じゃあお先に~」とさっさと帰ります。その時に若手が忙しくしていても手伝わないことの方が多いです!

若手の看護師が手伝った時のことを忘れて自分は帰るという強さはある意味、最強なのかもしれません。

まあそんな心の声に気付かない人は「~やって」とか言います。言われたらやるしかなくなりますよね。結局それで時間外になるわけです。頼んだ方は仕事が早く終わるのでいいですが、頼まれた方は正直、嫌ですよね。「じゃあ嫌なら聞くな!」と思いますが、それもまだまだ女性社会の悲しい習慣。

今なら気の弱い(?)看護師に言ってあげられるのですがね。

人員不足ないし、新卒や異動してきた看護師が多く、業務が進まない

看護師は常に人材不足の業界です。そのため、人員不足の病院もたくさんありますよね。また4月は新卒がいるため指導しながら通常の業務をこなすため時間がかかってしまいます。そのため、自然と時間外になってしまうのです。

また異動時期になると同じようなことが起こります。いくら他の病棟などで経験している看護師でも初めての病棟に異動になればスムーズに業務ができるわけがありません。さらには大体異動は4月であることが多く、新卒と一緒になってしまうとバタバタ…

新卒も異動してきた看護師も病棟の人員の1人として数えられているのに動きは1人ではない…この状況では時間外になるのも仕方ないのかも。

手術を終えた患者さんが終業ギリギリの時間のお迎えになった

消化器外科のあるあるの1つ、手術のお迎えが終業のギリギリだった場合。例え準夜の時間帯でもなぜか迎えは日勤がしていました。手術室へ迎えに行って、「はい、終わり」にはなりません。術後のモニター装着やら様々な排液のチューブの固定などで時間外が確定します。

さらに術後の帰室後の観察は頻回に行っていますので、1時間以上たってからやっと準夜へ申し送りをするのも当たり前でした。しかも準夜が食事の配膳などを行っていて申し送りができないとなるとさらに時間外が増えていきます。

なぜか研修が日勤帯の後にある

看護師はなぜ、勤務時間の後に研修を行うのでしょうか?確かに勤務中は全員抜けられないですから、仕方ないのは分かるのですが…休みだったら最悪です。貴重な休みなのに夕方病院へ出てこなければならないのですから。

研修がある日は勤務でも休みでもグッと疲れてしまいますよね。そして時間外扱いにならない場合はホントに嫌になってしまいます。

消化器外科看護師はどうやったら、残業が多いのが当たり前ではなくなるでしょうか?

女性社会のあるあるなのか?

女性社会の悪しき習慣でもある、体育会系並みの上下関係の厳しさ。これは若い世代がどんどん変えていくしかないのでは。時間になって自分の仕事が終わっていたら「お先に失礼します!」と帰りましょう。それを続けていれば皆が定時で帰ろうとする雰囲気になります。

しかし、女性社会の悪いところは「先輩よりも先に変えると先輩は面白くない」ということです。また先輩から嫌味を言われる、嫌がらせをされるという場合もありますので自分から先に変えるのには勇気がいります。

先輩たちは「じゃあお先に~」と帰る人たちばかりで、若い看護師が忙しくしていてもお構いなし。サッといなくなります。「あれ、○○さんもういないけど」と気配を消しつつ帰ることができるのでまるで忍者のようです。

寧ろそんな心配をして定時で帰れないのなら、定時で帰れるような雰囲気の病院へ転職した方が楽になりますよ。

気遣いし過ぎな日勤看護師

夜勤は人手が一気に少なくなり、忙しくなるのを分かっているためか、日勤看護師は準夜の時間になり、準夜がするべき仕事を手伝う場面が多々あります。上記でお話しした手術の迎えもそうですが、食事の配膳まで手伝う看護師も。

自分たちも夜勤の忙しさを分かっているからこそ手伝うという気持ちがあるのかもしれません。でもこれは本来、日勤看護師がしなくても良い仕事ですよね。この暗黙の了解で手伝うという病棟は、やたらと精神的に疲れそうな職場です。

人材不足などに関しては自分たちだけでは何もできない

人材不足や新卒、異動に関してはもう自分たち看護師だけでは何もできませんよね。今、「かえるプロジェクト」という定時で帰る人を毎日決めるという取り組みを行っているところもあるようですが、できれば全員が定時で帰りたいと思っているはずです。

人員不足や離職が多くいつも新しい看護師が入ってくる病棟で働くよりも、人員が満たされているところで働く方が時間外もなく体力も気力も楽になるでしょう。思い切ってそのような病院へ転職するのもアリです。

手術時間を変えるのは不可能 やっぱり患者さんのことを考えるのが一番大切ではないか

消化器外科では手術がメインです。手術の時間を勤務に合わせるのは不可能ですし、そんなお願いをしたら消化器外科の医師から大ヒンシュクものです。患者さんの命を守るためには時間を気にしてはいられませんよね。

しかしいつまでも時間外になるような病棟では働きたくないと思ったら、転職しかないです。その病棟が変わるには手術の件数を減らすとか時間を決めて手術をするとかしか対策はありません。でもそのようなことをして患者さんのためになりますか?

だったら自分からこのような環境でない病院へ転職した方があれこれ考えなくて済みますよ。

時間外の研修を認めてくれるような病院はないの?

時間外の研修について、看護師の勤務体制上変更は難しいでしょう。そして時間外手当が付けばいいのですが、上記でお話ししたとおり研修分の時間外を認めていないのは約6割にもなります。

そのような病院に勤めていても自分の時間が削られていくだけです。同じように研修をしている病院で研修時間の時間外を認めてくれている病院で働いた方が自分のスキルアップをしようという気持ちになりませんか?

まとめ

ここまで読んでいただいてどうでしたか?消化器外科を始め、看護師全体で時間外などで悩んでいる人が多くいることが分かっていただけましたか?また病院によっては女性社会が色濃く残り体育会系の先輩後輩の関係などもあります。

正直、そのような病院で働いていても何も意味がなく、ただ働いているだけになってしまいます。働くなら自分のスキルアップにもつなげたいですし、プライベートも充実させて身体も心も元気でいたいですよね。

そして読んでいただいて、転職したいけど上記で問題として挙げたことがすべて解消されている病院なんかないでしょ!と若干イラッとした方ももしかしたらいるかもしれません。そのようなあなたにお勧めしたいのが、転職サイトを利用した転職です!

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ消化器外科 看護師の求人 編集部

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